山 岡 瑞 円 上 人 の 略 伝(三 井 英 光)・・7
五、 著 述 等
著書 に 「人格的生活を めざ して」(昭和8年10月10日子安遍照会発行)の名著があ り(当方も有難いご縁で貴重なこの本を入手できました)、 此の本 は昭和 八年 七月、 本部伝道員の夏の安居会に於いて上人自から縷々講説されたものを、 傍聴者の一人であった私が筆録したも のであ る。
尚上人 は 「真 . . . 本文を読む
発菩提心論
(大師は三學録に真言行者必修と定められ、承和の三業度人の官符には金剛頂業者必修の随一と定められた。古来註書は膨大にある。金剛頂瑜伽経にもとずき菩提心を発し月輪観・三密観・五相成身観等により完全な覚りを求めるべきことを説く。)
発菩提心論(金剛頂瑜伽の中に阿耨多羅三藐三菩提心を発す論または瑜伽忽持教門に菩提心の観行を修持することを説く義と名づく)龍猛菩薩造。大興善寺の三蔵沙門大広智不空 . . . 本文を読む