福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

神仏一体のパターン

2020-05-31 | おすすめ情報
「中世の神と佛」(末木文美士)より大意。 「神仏一体の形態には以下のようなものがある、 1、神は迷える存在であり、佛の救済を必要とする考え。(奈良時代からある。神を仏教でいう「天」に位置つ゛けたもの。ここでは神はまだ六道に輪廻する存在であるから、神宮寺を建て仏教に依る供養で解脱。) 2、神は仏教を守護するものという考え。(奈良時代からある。護法神という考え。東大寺大仏建立の時宇佐神宮から八幡大菩薩 . . . 本文を読む
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慈雲尊者ご母堂の訓戒

2020-05-31 | 法話
慈雲尊者は江戸中期の傑僧です。父は高松藩士上月安範、母は徳島藩士牧養元の娘、であり13歳で田辺法楽寺忍綱貞紀和尚の下で出家、16歳で伊藤東涯等に儒学を学び19歳で野中寺に入衆、21歳で具足戒を受け、22歳で師の寺法楽寺住職となっています。その1,2年後に尊者が大乗起信論の講伝をどこからか頼まれた由、ご母堂に手紙を送ったことに対してご母堂が戒めの返事をものですおかきになっているものです。「・・事を省き縁をしりぞけ、座禅修行を心掛け、自ら生死を解脱して・・人をも利益なされ・・」といっておられます。全文です。 . . . 本文を読む
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不空羂索呪心經

2020-05-31 | 諸経
不空羂索呪心經・唐南天竺三藏法師菩提流志奉詔譯 (不空羂索神変真言経第一「母陀羅尼真言品」の別訳。 不空羂索呪を唱えることで罪障消滅・病気平癒・身上安全・後生安楽・所願成就等の様々な功徳があると説く。 ) 「如是我聞。一時薄伽梵、布怛落迦山聖觀自在菩薩宮中に在り。其地、無量の寶娑羅樹・多摩羅樹・瞻博迦樹(せんばかじゅ)阿輸迦樹(あゆかじゅ)阿底目多迦(あていもくたか)等の種種の寶樹ありて周匝莊嚴せ . . . 本文を読む
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方便究竟の位は、五智の中の法界体性智、九識の中の第九識即ちHrdaya心

2020-05-31 | 諸経
「・・・果界(覚りの世界)の縁起を明かすところに密教の本領が存するのである。しかして何れの法相に依るも経の深趣は簡明に示し得ざるも、いましばらく五転の敬意に依って約述せんに五転とは発心、修行、菩提、涅槃、方便究竟にして、かの五智、五佛、五方(五智とは大日如来の五つの智慧、法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智、これを五仏・五方にあてはめると大日如来(中心)阿閦如来(東方)宝生如来(南方 . . . 本文を読む
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以前松田さんから素晴らしいお蔭のお話を投稿いただいていました。

2020-05-31 | 頂いた現実の霊験
仏様は待っている 今回は今まで祈ってきた事が全て叶いましたので、皆様にご報告をしたいと思います。 私の苦しみが始まったのはちょうど20年くらい前からだと思います。仏様に出会えてなかった10年は本当に苦しくどこにも出口はないものかと希望すら失っていました。 近くのお寺に行き、私は一人で祈り続けて一年後、高原和尚様に出会いました。 最初の頃は、祈り続け結果が出て状況が良くなるかと思えばひっくり返され . . . 本文を読む
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仏教信者は畜生に対しても菩提心をおこせ、と念じよ

2020-05-31 | 諸経
(梵網経・四十八輕戒の四十五、不化衆生戒) 「若佛子、常に大悲心を起こし、若し一切城邑舍宅に入りて 一切衆生を見ては、應當に唱言すべし。汝等衆生、盡く應さに三歸十戒を受くべし、と。若し牛馬猪羊一切畜生を見ては、應に心に念じて口言すべし、汝是畜生、菩提心を發せよ、と。而も菩薩、一切處・山林川野に入るに、皆な一切衆生をして菩提心を發せしめよ。是の菩薩、若し教化衆生せざる者は輕垢罪を犯す。」 . . . 本文を読む
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