袁了凡の四訓の中に「孔という易者が袁了凡の一生を占ってそのとおりになっていたが雲谷禅師が『極善の人には運命もかなわぬ。極悪の人間も運命はこれをどうすることもできぬ。易者のいうとおりになっていたのでは極善でも極悪でもない凡夫である。今から自己を改めて徳を積み、和を湛え、精を惜しみ、忿を懲らし、従前の種々のお前は既に死んだ。向後の種々のお前は今日ここに生まれたようにしなさい。これぞ義理再生の身である。・・・積善の家必ず余慶あり、積不善の家必ず余殃あり。・・』と諭した。
了凡はこのときから仏前に懺悔して善行につとめ天地の恩、祖宗の徳にむくい積極的生活に終始したところ、できないと言われていた子もでき、死ぬと言われていた53を過ぎて68になってなおこの文をつくっている。(了凡四訓)
最新の画像[もっと見る]
-
金剛頂瑜伽中發阿耨多羅三藐三菩提心論 10ヶ月前
-
一日は定光佛・熱田大明神・妙見様・天神と地神の日 3年前
-
万人幸福のしおり 4年前
-
佛説彌勒大成佛經 (全巻書き下し) 4年前
-
四国八十八所の霊験・・・その97 6年前
-
四国八十八所の霊験・・・その92 6年前
-
四国八十八所の霊験・・その89 6年前
-
四国八十八所の霊験・・・その88 6年前
-
四国八十八所の霊験・・・その83 6年前
-
四国八十八所の霊験・・・その76 6年前