福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

行基菩薩の歌

2012-08-11 | 法話

南天竺より東大寺供養にあひに、菩提がなぎさに来つきたりける時よめる (菩提僊那僧正が天平勝宝四年(752)の東大寺開眼供養会に出仕すべく天竺から難波津の渚にこられた時に読んだ歌)



霊山の釈迦のみまへに契りてし真如くちせずあひみつるかな(拾遺)

【訳】霊山の説法の時、釈迦の御前で再会を誓った約束が破られることなく、また逢うことができた。真如はいつの世をも一貫して貫いているのだ。

【本歌取りの歌】
霊山の釈迦のみ前に契りてしことな忘れそ世はへだつとも(良寛)

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