・「慈雲尊者は十九歳から二十一歳まで野中寺で入衆されています。ここで叡尊以来の自誓受戒の前行として好相行を修せられ、好相を感得され沙弥寮から比丘寮に移られたとのことです。尊者のおられたこれらの寮や尊者の好相行を修せられた部屋もそのまま残っています。ここでは比丘になるためには好相行で好相を感得しなければならず、感得した場合はご本尊のご真言を唱えつつ二の腕に大束のお線香で焼け跡を印するということです。そうすると楕円形の焼けどあとがつき、これを「ひじ香」というそうです。好相行とは不断念仏の中で一日六時に懺悔をし、その中で不思議体験をするものです。三,四週間から二,三か月かかるといいます。明治時代、山中ゆうほうという人が目白僧園で釈雲照律師に「ひじ香」をみせて行の疑いを解いたことがあったということです。最近では386代金剛峰寺座主土宜法龍師、403代金剛峰寺座主堀田真快師も若き日ここで好相行を修せられています。(野中寺ご住職の話)」
・「慈雲尊者は十九歳から二十一歳まで野中寺で入衆されています。ここで叡尊以来の自誓受戒の前行として好相行を修せられ、好相を感得され沙弥寮から比丘寮に移られたとのことです。尊者のおられたこれらの寮や尊者の好相行を修せられた部屋もそのまま残っています。ここでは比丘になるためには好相行で好相を感得しなければならず、感得した場合はご本尊のご真言を唱えつつ二の腕に大束のお線香で焼け跡を印するということです。そうすると楕円形の焼けどあとがつき、これを「ひじ香」というそうです。好相行とは不断念仏の中で一日六時に懺悔をし、その中で不思議体験をするものです。三,四週間から二,三か月かかるといいます。明治時代、山中ゆうほうという人が目白僧園で釈雲照律師に「ひじ香」をみせて行の疑いを解いたことがあったということです。最近では386代金剛峰寺座主土宜法龍師、403代金剛峰寺座主堀田真快師も若き日ここで好相行を修せられています。(野中寺ご住職の話)」
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