福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

鈴木さんに先日の10周年記念の様子を記録していただきました

2018-07-25 | 開催報告/巡礼記録
「平成30年7月21日、お大師さまの日に福聚講は設立10周年記念を迎えました。

今年は連日の記録的な酷暑です。東京で最高気温が33度を超えたのはこの日までに9日連続となり、当日も34.9度とクラクラするほどの気候でした。そんな中にもかかわらず、15:00に護国寺本堂に集まったのは高原講元を含めて20名。通常の護国寺定例参拝にはなかった盛況ぶりで、「10周年を祝う」というみなさんの意気込みがわかります。扇風機が回っていても本堂の暑さは相当なもの。読経の最中にも汗が吹き出してきて、「やはり今年の暑さはエアコンがないと命取りになりかねない」と再認識させられました。Tさんのご詠歌も朗々と、なんともありがたい響きが本堂に満ち満ちました。またこの日は、たまたま居合わせた高齢の御婦人も読経に参加していただきました。「初めてお参りに来たのに、こんなありがたいことになって幸せです」とおっしゃっていました。ここにも御本尊の如意輪観音さまのお導きがありました。

参拝の後は門前の「天風会館」へ移動して、高原講元の法話「先祖供養の大切さについて」をいただきました。学生時代の高原さまが火災になりかけていたところをご母堂に助けていただいたこと、求聞持法を修された阿波・太龍寺での不思議な出来事など、あらためてご先祖の大切さ、佛道の深遠さを思い知ることができました。

17:30からはお楽しみの“暑気払い会”です。お参りだけだった方もいた代わりにここから参加した方もあり、こちらの参加は19名でした。これまでの定例参拝しか知らなかったKさんは「これが本当の福聚講だったのですねえ」と感心しきりでありました。講員ひとりひとりの佛道への取り組みはさまざまで、10年ともなれば感慨もひとそれぞれであるようです。それでもこのように多様なメンバーがまた集まって交歓できたのも、神仏のありがたいおかげであるのは間違いありません。

高原講元からは「これからも続けなければいけないと決意しました」という力強いお言葉をいただきました。2500年という佛道の遥かな道のりに比べればこの10年はとても短いものです。しかしひとりひとりにとっては大切な10年間、そしてこれからも佛さまとのご縁を深めることができれば、こんなにありがたい人生はありません。

ここまでお導きいただいた高原さまと世話役のみなさまに感謝し、今後も神仏のおかげを信じて歩みを進めたいと決意した次第です。」
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