福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

天地霊気記その3

2013-09-05 | 諸経
國狭槌尊(くにさつちの)毘盧遮那仏 豊斟淳尊(とよくんぬの)盧舎那仏
この二神、天に上り、地に跡くたり、報応二神、青黒二色の宝珠なり。青色は衆生の果報の宝珠、黒色は無明調伏の宝珠なり。三の神葉は木國(こくに)漂ひしかたち鶏の子のごとし。漸漸萬萬時、一十一十の時(はじめいまのとき)化生之神あり、浮經に乗る、この浮經は葦の葉なり。今の独鈷金剛なり。こ゚の国は独鈷金剛の上に生成(なれり)。独鈷、大日本(おおやまと)州と成る。この玉(つるぎ)人を罰するとき横になる。許すときは下へ伏す。失うときは之を立つ。本図をもって得意すべし。

泥土煑尊(うひちの)毘婆尸如来、 沙土煑尊(すひちの)尸棄如来、大苦邊尊(おほとまへ)毘葉羅如来、大戸道尊(おほとのちの)拘留孫如来、面足尊(おもたるの)拘留含牟尼如来、大富道尊(おほとのちの)釈迦牟尼如来、惶根尊(かしこちの)弥勒如来
伊弉諾尊は金剛界、俗体男形、馬鳴菩薩の如く、白馬に乗じて、手に斤を持ちたまふ。一切衆生の善悪之を量りたまふ。伊弉冊尊は胎蔵界、俗形女形、ただし、阿梨樹王の荷葉に乗りたまふ如し。説法利生したまふ。ただし釈迦如来のかりに百千山川にみゆきすごとし。実には大日本国金剛宝山雨宮の心柱のになりいまして周辺法界の深理を説きたまふ。・・  
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 福聚講・今日の言葉 | トップ | お大師様の御足跡寺院その1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

諸経」カテゴリの最新記事