「金剛佛子叡尊感身学正記」に(正嘉二年1258戊牛(叡尊)五十八歳)「十月六日、太子御廟。一夜不断に如意輪大呪(注1)の祈請をなし満ず。意趣前に同じ(この六日前に誉田八幡宮に旱を祈っている)。」
(注1)如意輪大呪。聖徳太子の本地は如意輪観世音とする。「のうぼう あらたんのう たらやあや のうまく ありや ばろきてい じんばらや ぼうじさとばや まかさとばや
まかきゃろにきゃや たにゃたあ おん しゃきゃら ばりち しんだまに まかはんどめい ろろちしゅた じんばら あきゃらしゃや うんばった そわか」
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