今日は興福寺東金堂で文殊会が行われます。
25日は文殊菩薩の縁日ですが特に4月25日は興福寺東金堂で文殊会が行われます。
今年は「一般参賀は中止」。
東金堂は神亀3年(726)聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気平癒を願って造営されました。薬師如来坐像を本尊に、維摩居士、文殊菩薩、日光・月光菩薩、四天王、十二神将が安置されます。「文殊菩薩」は、古くから学問僧の祈願仏として信仰されました。「文殊会」の起源は「淳和天皇(786~840)」のとき、勤操、泰善等が飯・菜を貧者に施したのに始まるといわれます。当日は東金堂で法要が営まれ書の奉納や稚児行列などが行われます。