福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

興福寺の梵天帝釈天の特別展示が31日まで

2017-03-19 | おすすめ情報
3月31日まで根津美術館展示室3で興福寺金堂再建記念特別展示として興福寺の梵天帝釈天の特別展示が31日まであります。
明治の廃仏毀釈で流出し根津美術館にわたった帝釈天と興福寺に残った梵天、ともに建仁元年2年(1190)に大仏師定慶の作で、興福寺の東金堂にお祀りされていたのがこのたび2018年の興福寺中金堂落慶を前に根津美術館で一緒に拝観できることとされたということです。
梵天・帝釈天は共に宇宙の最高原理を神格化したもので仏法の守護神とされます。
梵天は密教辞典によると「十二天()の一。バラモン教では万有創造の神として最高神であったが帝釈天と共に仏教に取り入れられ釈迦三尊を形成し、密教によって天部諸神の再編成には帝釈天と共に仏法守護神とされた。・・」とあります。
注、十二天は結縁灌頂、伝法灌頂、御修法等の大法の時、護法神としてお祀りします。日天 月天 (上方)梵天 (下方)地天 (北方)多聞天 (北東) 伊舎那天
(東)帝釈天 (南東) 火天 (南) 炎魔天 (南西) 羅刹天 (西) 水天 (北西) 風天)

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