福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

夢で釈宗演師にお逢いしました。

2013-04-07 | 法話
今朝不思議な夢を見たので備忘のため記しておきます。

富士山の麓で各宗の僧が結集しているのです。衣体はそれぞれです。自分は改良服だったようです。
浄土宗らしき僧と話ていると眼光鋭く金襴の七条袈裟を着けた若い僧侶が近ついてきて話しかけます。あまりの眼光の鋭さにたじたじとなりそうです。どうも臨済宗の僧侶のようです。
近くにいたその僧侶のお姉さんらしきひとが「気をつけなさい。この人はすぐ喝と言いますから」と私に向かって注意してくれます。わたしも気を付けながら話していると、その禅僧は「どちらからお見えですか」と聞きます。わたしが「うまれは岡山ですがいまは東京です。」といいますと「自分は京都からきました」といいます。京都はいいだろうなー、どういうお寺で修行されているのかななどと考えているととんでもないことに気が付きました。「どこからきたか」というのはその人の力量を試す一番のことばだったのです。一番凡俗な答えをいってしまい自分の愚僧ぶりをあっというまに見抜かれてしまいました。そのあとは二人で窓の外の富士山を眺めるのですが富士山には木が青々と茂っているのです。不思議な光景でした。夢がさめてもその禅僧の顔が瞼に焼き付いているので調べてみるとなんと山岡鉄舟,鈴木大拙、夏目漱石等を指導した明治の傑僧『釈宗演』師の顔だったのです。有難いというかなんとも解釈しかねる夢でした。時間がたてばわかることかもしれませんのでここに記録しておきます。
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