福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

身口意の働きで「富楽無上」を得ること

2023-07-27 | お大師様のお言葉

御大師様の「理趣経開題」です。吾々が等しく持つ身と口と意(こころ)は金剛宝のように富貴自在の働きをするということです。最近ある秘法を数年続けていますがこの御大師様のお言葉を證明する出来事が続々と起こっています。詳しくかけないのが残念ですが・・・。

「理趣経開題
世に金剛宝あり、よく堅く、よくくだき、壊せず変ぜざるの力あり、得難く見難く、忽ちに富み忽ちに貴きの能あり。
本有の三密も(我々生きとし生けるもの、輪廻する者が共通に有している身・口・意の無限の宝の働きも)またかくの如し。自体堅固にして変壊せず、他に向かふときは余力ありてよく搉屈す(他にむかっては余力がありよくくじき伏する)。わずかに見、わずかに證すれば尊貴等しきなく、富楽無上なり(自身の身口意が宝を生み出すと気が付き身口意の三業をわずかに三密に転換するだけで誰でも無上の富楽を得ることができる。」

身口意の三業を三密に転換するとはとりもなおさず、十善戒を守ることです。不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不綺語・不悪口・不両舌・不慳貪・不瞋恚・不邪見です。是は守るに難しと思えるかもしれませんが、慈雲和上は「百歩歩く間でも十善戒を守るとその功徳は無限である」とおっしゃっています。

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