福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は静観僧正増命遷化の日です。

2024-11-11 | 法話

今日は静観僧正増命遷化の日です。

 

以下ウキぺデア等に依ります。

増命は承和十年(843年) - 延長五年927十一月十一日。平安時代前期の天台宗の僧。父は左大史桑内安峰。死後に静観僧正の号を下賜(『師元年中行事』には「静観大師忌日」とあります)。第十代天台座主。

円仁から天台教学を学び、円珍から灌頂を受け智証大師流を伝える。貞観十年(868)には清和天皇のために『宗論御八講』を著す。昌泰二年(899)園城寺長吏、延喜六年(906)には天台座主。宇多法皇の出家の際、受戒・受灌の師となる(注1)。(特にこの頃は菅原道真の怨霊の噂が絶えず、皇太子保明親王急死の折には百日にわたる修法を行っている。またこの頃唐から漂着した僧侶が胸の病に苦しんでいる事を知って祈祷を施して平癒させている)。延長三年(925)には僧正。同五年(927)には奏上して自らに灌頂した師である円珍に智証大師の号を下賜されるのに尽力した。

(注1)宇多法皇は昌泰二年899に真言の益信に就いて御出家御受戒されているが延喜十年九月にも今度は天台の増命に就いて出家されています。「日本紀略」「(延喜十年              910)九月日、法皇天台山に登り座主増命に灌頂を受く。其の次廻心の御受戒・・」増命は法皇に「蘇悉地法を伝えた」とされます。

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