福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は一代一度の大仁王会が百座修せられた日です

2023-04-26 | 法話

今日は一代一度の大仁王会が百座修せられた日です
日本紀略・仁和元年( 885 )四月庚辰二十六日の条、仁王会「始紫宸殿。諸殿所司。十二門。羅城門。東西寺。合卅二所。及五畿内。七道諸国。同日同時。朝夕二時講修之。」これは光孝天皇即位にあたって一代一度の大仁王会が百座修せられたということです。

(・百座とは、紫宸殿から内裏の所司、宮城門、平安京の南端にある東寺・西寺、羅城門等卅二所と五畿七道で朝夕二座)
(・一代一度の大仁王会は古来天皇践祚の時に行われる最大重要儀式とされ、『延喜式』で「凡天皇即位。講説仁王般若経。一代一講。設百高座。一日朝晡講畢。預仁行事司。中納言一人。参議及弁各一人。 五位二人。六位以下臨時定之。五位以上奏任。六位以下申大臣任。預仰天下。當斎会日。禁断殺生。事見玄蕃式幷儀式。」とあります。

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