Q,東京に出てきて、故郷の墓の移転・処分を考えています。移転すべきでしょうか?
A,結論はできれば移転しない方がいいということです。
・理由1、都会の霊園は霊魂が眠るには騒々しすぎます。また見つけた新しい墓地も永久にそこにあるかどうか不明であること。都会の寺も栄枯盛衰があります。寺自体が廃寺にあることもあり、民間霊園もいつその土地を処分するかわかりません。100年どころか数十年先は不透明です。
・理由2、子孫が永久に東京(新しい住所)に住むとは限りません。他所へ引っ越すかもしれないし、外国へ行くかもしれません。これも数十年先は不透明です。
・理由3、先祖はその場所で眠っておられるのですからその眠りを覚ますことはよほど慎重になるべきです。墓地の移転に際しては、僧侶に頼んで墓の魂抜き、新しい墓の魂入れをしなくてはなりません。このときいままでの寺院に離檀料を払うことにもなります。新しいところでは新しい寺の僧侶に魂入れをしてもらう必要があります。墓石を運ぶのか処理するのかも大変です。場所によっては新しい墓石しか認めない墓地があります。経費も計数百万円はかかるということです。
・理由4、移転事務手続きが大変です。
お墓を引越し、移転、改葬するときは、市町村に「改葬許可申請書」を提出し、許可を得なければなりません。現在のお墓の管理者から「埋葬・埋蔵証明書」、新しいお墓の管理者から「墓地使用許可証」または「受入証明書」を発行してもらい、「改葬許可申請書」とともに、現在お墓のある市町村に提出しなければなりません。
・理由5、都会の墓地は狭小です。私が住む国立の近くの霊園墓地も猫の額のようなものです、こういうところで御先祖を眠らせるのはどうかと思います。
・理由6、いまの離れた墓地へお参りが大変といっても年に数回子供と旅行代わりに行けばいいことです、掃除も数回すれば十分です。そのおり地元にのこっている親戚がいれば交流もできるし、先祖の話も出来、子供には先祖が分かっていい教育になります。
・ただ都会でなく高野山・本願寺などの本格的霊園ならばご先祖もお喜びになるでしょう。
A,結論はできれば移転しない方がいいということです。
・理由1、都会の霊園は霊魂が眠るには騒々しすぎます。また見つけた新しい墓地も永久にそこにあるかどうか不明であること。都会の寺も栄枯盛衰があります。寺自体が廃寺にあることもあり、民間霊園もいつその土地を処分するかわかりません。100年どころか数十年先は不透明です。
・理由2、子孫が永久に東京(新しい住所)に住むとは限りません。他所へ引っ越すかもしれないし、外国へ行くかもしれません。これも数十年先は不透明です。
・理由3、先祖はその場所で眠っておられるのですからその眠りを覚ますことはよほど慎重になるべきです。墓地の移転に際しては、僧侶に頼んで墓の魂抜き、新しい墓の魂入れをしなくてはなりません。このときいままでの寺院に離檀料を払うことにもなります。新しいところでは新しい寺の僧侶に魂入れをしてもらう必要があります。墓石を運ぶのか処理するのかも大変です。場所によっては新しい墓石しか認めない墓地があります。経費も計数百万円はかかるということです。
・理由4、移転事務手続きが大変です。
お墓を引越し、移転、改葬するときは、市町村に「改葬許可申請書」を提出し、許可を得なければなりません。現在のお墓の管理者から「埋葬・埋蔵証明書」、新しいお墓の管理者から「墓地使用許可証」または「受入証明書」を発行してもらい、「改葬許可申請書」とともに、現在お墓のある市町村に提出しなければなりません。
・理由5、都会の墓地は狭小です。私が住む国立の近くの霊園墓地も猫の額のようなものです、こういうところで御先祖を眠らせるのはどうかと思います。
・理由6、いまの離れた墓地へお参りが大変といっても年に数回子供と旅行代わりに行けばいいことです、掃除も数回すれば十分です。そのおり地元にのこっている親戚がいれば交流もできるし、先祖の話も出来、子供には先祖が分かっていい教育になります。
・ただ都会でなく高野山・本願寺などの本格的霊園ならばご先祖もお喜びになるでしょう。