以前高野山霊宝館の「高野山と不思議な話」展には
四社明神像(元寇防戦に赴く図・金剛峯寺蔵)
も展示されており四社明神の御威徳を改めて認識しました。
解説板には、大要以下の説明が書かれていました。
弘安四年四月二十一日、丹生都比売神社で数千羽の烏が一双を残して飛び去った。二十八日夜には社殿が鳴動し光輝いた。これ以前、四月五・十二日には丹生都比売神社の四社明神の内、気比明神のお告げがあり、「蒙古討伐の為神々が出陣することになったが、気比明神がその先陣を努めることとなった。ついては武具がないので二十一日までに武具を用意せよ、二十八日の出陣にはきっと瑞兆があろう。」とのことであった。
之を聞いた幕府は弓や剣を奉納した。二十一日には丹生酒殿神社(丹生都比売神社の元摂社)でも神殿の扉が開き神馬が西に去る鈴の音が聞こえたとされる。(台風が襲来したのは7月30日夜半)。以上のことが寶簡集巻十八にある。(祐信上人が安達泰盛に通知した書簡が国宝)
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