福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

事件事故を惹き起こしたものが、先祖供養を怠らなかったなどという話は聞いたことがありません

2019-06-02 | 法話
事件事故をひき起こす者が後を絶たちません。これらの事件事故を惹き起こしたものが、「信仰深かった、神社仏閣にお参りに行っていた、先祖供養を怠らなかった」
などという話は聞いたことがありません。高位高官で事件事故を惹き起こした者でも、「信仰深かった人なのになどと近所に言われているのは聞いたことがありません。すべてこの逆です。引きこもりで事件を起こしたものでも近くの神社仏閣で拝んでいれば必ず良くなったはずです。すくなくとも殺人事件を起こすようなことはなかったはずです。こう考えると日本人から祈りの習慣が消えていることがこういう悲惨な事件事故の根底にあると思います。早急に少なくとも先祖供養を頻繁に行う習慣だけでも取り戻したいものです。同時に家庭内に仏壇神棚等の祈りの場を設けて幼いときから祈る習慣を身に付けさせるのが今後の日本を救う一番の近道とおもいました。逆にこういう日本的基盤が出来ていないとどのような付け焼刃の対策を講じても効果はないと思います。
神社仏閣の近くで育つと幸せを感じやすいという調査もあります。逆にいうと祈りの場を離れている子は不幸せを感じやすい、ということになります。



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