福聚講

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今日27日は神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの誕生日です

2024-02-27 | おすすめ情報

神秘思想家ルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner)は1861年2月27日にバルカン半島で生まれています。断片的にしか著作を読んでいませんが、彼自身の霊視体験から「アカシックレコード」という概念を作り、「元始からのすべての事象、想念、感情が宇宙に記録されている」と主張したのは不思議なほど「求聞持」のご本尊、虚空蔵菩薩の概念に似ています。
シュタイナーの言葉です。
・「・・私たちの身近な、よく知られた世界の根底には、もうひとつの世界である霊界が存在している。私たちの物質世界の、または私たちの内面世界の根底に存するこの霊界の中に、物質と魂の世界の諸事象の存在理由を見いだすことができる。通常はまどろんでいる魂の能力を目覚めさせることのできる方法により、それまで不自由だった視力が手術のあと、周囲に色と光の世界を見出だすように、新しい世界、つまり物質と魂の世界の存在理由を明らかにする霊の世界を周囲に見出だすことができる。・・・」

・「眼を霊に向けよ。霊的な働きが物質界に及んでいるのを知れ」。

・「・・・人生は、もう一つの世界への洞察をとおして価値と意味を得る。・・そのような洞察をとおして初めて、人間はこの人生のなかに確実にしっかりと立つことを学ぶからである。その洞察は人生の諸原因を認識することを教える。・・ 超感覚的なものから目を背けたり、否定したりするなら、それは人生の虚弱、心魂の死を意味する。・・人間の内的な力が消失すると、この死と絶望が現われる。・・この枯渇から人間を守るのが、事物の深みにやすらう隠れたものなのである。・・・ 高次の観点から、個々人の幸福と苦痛は、全宇宙の平安と災いに関連していることが明らかになる。道の途上で自分の力を正しい方法で発展させなければ、全世界とそのなかの存在に害をもたらすという洞察にいたる。超感覚的なものとの関連を失うことによって、人間はみずからの生命を荒廃させ、自分の内面で何かを破壊する。その何かが死滅することは、人間を絶望に導くだけではなく、人間は自分の弱点をとおして全世界の進歩を妨害する。・・」

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