福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

福聚講、今日の言葉

2024-12-02 | 法話
「苦難の中でこそ、神仏を真剣に求めるきっかけを掴むことができる。そしてその神仏を求める気持ちの真剣さ切実さに応じて 神仏の臨在が痛切に感じられるようになる。そして自分が神仏と共にあると心から自覚できるようになるとき、私たちは初めて本当の「安心」を得られる。そこからは自分の浅はかな計らいは不要となる。そして、神仏にお任せしようと本心から思えるようになると続々と不思議な現象が起こり、利他行に励むことが . . . 本文を読む
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観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・22/27

2024-12-02 | 諸経
観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・22/27 六、観音罪人の苦に代わり玉ふ事。法華傳に云ふ、修行者のありしが越中の立山に参り地獄廻をする時、或岩の上に女人一人居たり。修行者是を見ておそろしく思處に此の女のいふやうは我は近江國がもうふの郡の佛師の娘なり。父が佛を作て我を養たりし過によって地獄の落ちて有と語るなり。修行者の云様は其れならばなにとて心安げに地獄を出てそこに居るやと云へば女の云やう . . . 本文を読む
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人となる道、略語(慈雲尊者)

2024-12-02 | 諸経
人となる道、略語(慈雲尊者)蒼々たる長天、物あり理あり。流行して道となり、うけて命となる。雲ゆき雨ほどこして品物形をしく。羽あるもの空中に翔り、蹄なるもの林藪に走る。その中人の霊たる、天地にまじはりて三才(天・地・人)と称す。拡て是を充す。一木一草も小天地なり。蠉飛蝡動(けんぴぜんどう、這うもの、体をくねらせうごめくもの)も一天地なり。相視て逆らふことなき、恩、禽獣に及び徳、草木に被る。世に処して . . . 本文を読む
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