数日前に、一橋大学前の歩道を若い両親とベビーカーに乗せられた小さい女の子が通っていました。女の子はむずかって大きな声で泣いてベビーカーで足をバタバタしています。するとお母さんが「自己責任ですよ、落ちても知らないよ」といって子どもを叱っています。自分の幼子に「自己責任」というむつかしい言葉を押し付けて両親とも平然としているとは「自己責任」もここまで浸透すると何をかいわんやです。
そういえば以前、国立の町はずれでよれよれの背広でビニール袋を抱えて豪雨の中を彷徨っている人を見て、傘をあげ少しばかりのお金もさしあげたことを思い出しました。そのひとは「はい、はい」といってうれしそうにうけとってくれました。男性の声ではないのでよくみるとまだ30台と思しき女性でした。びっくりして「きをつけてくださいね」と言って立ち去りましたが、このような若い女性までが豪雨の中を彷徨わなければならない社会というのはどう考えてもおかしい社会です。構造改革、自己責任論を声高に叫ぶ財政至上主義・拝金主義者のおかげでこのような日本になってしまったのですが、あらためて8月15日を前になさけなく思った次第です。
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そういえば以前、国立の町はずれでよれよれの背広でビニール袋を抱えて豪雨の中を彷徨っている人を見て、傘をあげ少しばかりのお金もさしあげたことを思い出しました。そのひとは「はい、はい」といってうれしそうにうけとってくれました。男性の声ではないのでよくみるとまだ30台と思しき女性でした。びっくりして「きをつけてくださいね」と言って立ち去りましたが、このような若い女性までが豪雨の中を彷徨わなければならない社会というのはどう考えてもおかしい社会です。構造改革、自己責任論を声高に叫ぶ財政至上主義・拝金主義者のおかげでこのような日本になってしまったのですが、あらためて8月15日を前になさけなく思った次第です。
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