福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・10、

2017-11-10 | 頂いた現実の霊験
十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・10、
諸佛曼荼羅の5
第五地蔵菩薩、第六弥勒菩薩、第七薬師菩薩は三方の別徳であるから七番目に薬師如来を置いたのは七佛薬師ということもできる。(
・地蔵菩薩は逆修日記では「五七日、五月二十四日、閻魔王、本地地蔵種子イ、地蔵本願経に曰く。現在未来天人衆、我今慇懃に汝に附属す。大神通方便力をもって諸々の悪趣に堕在せしむることなかれ。」とあり、印融の「諸尊表白集」では「夫れ地蔵菩薩といっぱ、・・速かに煩悩の熱を除くこと、月の清涼の如し、忉利の付属これ重し、方便を無佛の時にめぐらし、娑婆の機縁,最も深し。慈悲を五濁の世に専らにす。・・仏前仏後の中間、地蔵の方便に非ずんば争でか得脱の期あらん。・・滅罪生善の悉地速やかに成じ、攘災獲福の求願忽ちに満ぜん・・」
・弥勒菩薩は逆修日記では「六七日、六月十五日、変成王、本地弥勒種子ア、弥勒上生経に曰く。一念名を称すれば千二百劫生死の罪を除却す、帰依することあらば、無上道において不退転を得る。」印融の「諸尊表白集」では「夫れ慈氏尊といっぱ遮那の変身、釈尊の補処なり、法界宮に住して大日の徳を補い、知足天に居して能家の風を扇ぐ。三帰五戒の族は皆初会の聴衆たり、一称南無の人は、悉く第三の徳脱を得たり(弥勒菩薩の三度目の説法で悟れる)。・・煩悩の波、声を罷め、永く三有の海を越え、妄想の迷を除き必ず三会の朝を期せん・・」

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