福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

人事を尽くした科学者は「祈願」するもの

2016-06-09 | 頂いた現実の霊験
今日、12年前に九州大学の森田浩介教授を中心とする理化学研究所のグループが、113番目の元素(仮名、ニホニウム)を作り出したことを国際機関で認められたというニュースが出ていました。ニュースでは、森田教授は長い実験期間中、好物のビールを絶ち神社に祈願していたそうです。
6年前の2010年6月14日には惑星探査衛星「はやぶさ」が故障を奇跡的に乗り越えて地球に帰還したニュースがありましたが、このときも責任者の川口宇宙航空研究開発機構教授は「飛不動」「中和神社」に祈願していました。人事を尽くした科学者は最後に「祈願」するもののようです、そしてそれが成功の秘訣でもあります。
・2010年6月14日付山陽新聞記事です。
[快挙の陰に、真庭の神社の“御利益”―。 小惑星探査機「はやぶさ」担当チームの責任者は、地球に帰還できない危機に際し、重要部品と同じ文字を冠した中和(ちゅうか)神社(真庭市蒜山下和)を参拝、お札をはやぶさの管制室(神奈川県相模原市)にまつって成功を祈願していた。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の広報部によると、参拝したのは昨年11月。はやぶさの電気推進式の「イオンエンジン」4台のうち3台が故障し、残る1台も寿命間近という最大のピンチに陥ったときだった。
 チームは故障したエンジンのうち、1台のイオンを噴射する部品と、もう1台の電子を噴射する重要部品「中和(ちゅうわ)器」が無事なことに注目。遠隔操作で回路をつなぎ、2台で1台分の推力を発生させる離れ業に挑んだ。
 神にも祈りたい気持ちのチームが全国を調べたところ、読みこそ違うものの中和神社が見つかった。川口淳一郎宇宙機構教授がポケットマネーで参拝し、お札を持ち帰った。イオンエンジン内の「中和器」は作動し続け、はやぶさは地球帰還軌道に乗った。
 偶然にも、道中安全の神としても信仰されている中和神社。入沢喜一宮司(44)は「はやぶさの帰還は関係者の努力のたまものだが、当神社の加護がいささかでも世界的な快挙に貢献できたのであれば、大変な光栄だ」と話した。]

・また、川崎図書館での川口教授の講演録には「行方不明になってから入谷の飛不動へお参りをするようになった。イオンエンジン運用中は中和神社へ参拝した。」とあります。

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