福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「国宝 慈光寺経」展

2018-05-03 | おすすめ情報
埼玉県立歴史と民俗博物館で「国宝 慈光寺経」展で国宝法華経一品経
が5月13日(日)まで開催中です。 



慈光寺は福聚講でも何度もお参りしている坂東三十三箇所第9番札所で写経の寺として有名です。境内には平成四年完成の「般若心経の道」があり、御大師様の破体心経や隅寺心経、集王義氏之書心経、良寛和尚の楷書心経など歴史名品心経八基が復刻掲示されています。私はこの「般若心経の道」が大好きでなんどもお参りさせていただいています。

  慈光寺蔵の国宝法華経一品経は、元久三年の装飾法華経で法華経二十八品の各品を28人が一品ずつ受け持って荘厳を尽くし一巻に仕立てたものです。これは、法華経法師品に以下のような功徳をとかれているからです。「若し復人あって妙法華経の乃至一偈を受持・読誦し解説・書写し、此の経巻に於て敬い視ること仏の如くにして、種々に華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・・蓋・幢幡・衣服・妓楽を供養し、乃至合掌恭敬せん。薬王当に知るべし、是の諸人等は、已に曽て十万億の仏を供養し、諸仏の所に於いて、大願を成就して、衆生を愍むが故に、此の人間に生ずるなり。薬王、若し人あって、何等の衆生か未来世に於て当に作仏することを得べきと問わば、示すべし、是の諸人等は未来世に於て必ず作仏することを得んと。何を以ての故に、若し善男子・善女人、法華経の乃至一句に於ても受持・読誦し解説・書写し、種種に経巻に華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・・蓋・幢幡・衣服・妓楽を供養し、合掌恭敬せん。是の人は一切世間の贍奉すべき所なり。如来の供養を以て之を供養すべし。当に知るべし、此の人は是れ大菩薩の阿耨多羅三藐三菩提を成就して、衆生を哀愍し願って此の間に生れ、広く妙法華経を演べ分別するなり・・」

 
 

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