チベット民族平和蜂起59周年記念日(3月10日)におけるロブサン・センゲ主席大臣の声明
「59年前の本日(3月10日)、チベットの首都ラサで、ダライ・ラマ法王の夏の離宮ノブリンカの周りに何千人ものチベット人が一つに手を結び、ダライ・ラマ法王と祖国チベットを守るために人間の鎖となりました。あらゆる地位のチベット人が、揺るぎないチベットの精神により団結し、中華人民共和国による暴力的で違法な占拠に対し、力を合わせ、平和的な、歴史に残る抗議運動を行いました。中国軍はこの平和的な抗議運動に容赦なく武力を行使し、何千人ものチベット人の命を奪いました。・・・
2008年にチベット人が、長きにわたる中国のチベットの占拠に対して、自由を求めて合法的な抗議を行いました。今年はそのチベット民族蜂起から10周年を迎える年でもあります。・・
2016年と2017年のフリーダムハウスのレポートは、最も自由がない国として、シリアに次いで二位にチベットを挙げています。その後には北朝鮮、南スーダン、エリトリアが続きます。国境のない記者団もまた、チベットは北朝鮮よりアクセスが難しいと表明しています。・・・」