今夕瞑想していて、改めて混迷する今後世界の指導者は日本しかないと思いました。
考えると、この百年にも満たない短い歴史上で、二回にも及ぶ原爆投下に遇い、さらに東日本大震災と原発事故にあうというのは世界史上でも尋常のことではありません。これは日本民族に今後の世界をリードする使命があることを自覚せしめんとする天の啓示でもあろうと思われます。
・田中智學「日本国体の研究」でも、日本は道を世界に弘めるために存在する唯一の国家であるとして、「有道の選民・・元来國を建てたのが「道」のためで、それ(道)を組織的に韻文的に整束してこれを実力の上に移し「國家」といふ背景の上に堂々と組立てたのが世界の代表國としての日本である」としています。(この主張は最近でも出光興産の創業者出光佐三が多くの著書で繰り返し強く主張しています。たとえば「永遠の日本」でも「日本人は『道』を弘める世界的使命を帯びている」といっています。)
・また、鈴木大拙「霊性的日本の建設」には「・・日本には世界といふ高堂に出陣して他の国民をして景仰せしむべきものがなくてはならぬ。
・・事事無礙法界の曼荼羅にありては・・世界全面が国家群の法界曼荼羅であるやうに、日本の国内も亦天皇と万民とを一つものにして事事無礙とならねばならぬ。霊性的日本はここにはじめて可能となる。・・法界曼荼羅の国家的実現は日本に課せられた世界的使命である。今後の我らはこのような国体を作り上げてその護持に努めなければならないのである。」とあります。