福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

神仏とご先祖に喜んでいただく生活を

2013-10-28 | 法話
宮本亜門が数日前のNHKで「演出家も役者も、『スポンサーである観客にいかに感動を与え恩返しするか』という思いを共有できれば必ず成功する。そのためには経験、能力は関係ない。経験を積んでいても観客を軽く見て流すような俳優はいい仕事ができない。」という趣旨のことを話していました。さすが世界的演出家になるような人は心がけが違うと思いました。自分自身に振り返ってみて、自分のスポンサーは仏様とご先祖です、しかしそのことを意識できないでいるときは必ず負の運勢に入っています。逆に仏様とご先祖を意識できているときはすべてが好転しています。宮本亜門のこの言葉は改めて仏様とご先祖に喜んでいただくような生活をするのが大切であると思わされた一言でした。
 その意味で、一日一善を続けていくことにしています。今日も早速数件のささやかな善事を行うことができましたがそれなりに気持ちがいいものです。仏様とご先祖に喜んでいただこうという気持ちを持ち続ければ非常に日常が伸びやかになります。善事も行った瞬間に忘れます。バルザックは「神は鼠をなぶる猫のようにわしらをからかっているのじゃ。そうしておいてわしらにまだ感謝しろという・・・(贋金つかい)」といいましたが、神仏はそんなことはされません。我々の善事はその行為の瞬間に完結しているのですから。

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