福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その63

2009-12-14 | 還暦求聞持成満の記
8月22日
13座14座
岩に上の礼拝のあと瞑想するようにしていますがほとんど毎回満天の星空を拝めて大変気持ちよく行ができます。13座あたりでは佛様の実在を感じるようになってきています。岩の上の108禮や毎日8時間の座による足の痛みは全く出ません。体験記によく身体の痛みが書かれていますがこちらは不思議とまったく痛みがでないのです。

しかしあまり調子にのって砂上の楼閣のような地に足が着いてない行をやってもいけないと思い、14座では徹底的に昔の悪行の一つ一つを思い出し懺悔をしました。内容はここにはとても書けませんが。じつは3回の歩き遍路で懺悔行は卒業したと思って懺悔行を省略していたのです。しかしやはり懺悔はそれぞれの行毎に修すべきだと分かりました。遍路のときは歩きながらなぜか泣いたこともありますが今回は泣く事はありませんでした。しかし懺悔するとなにかなんともいえず気持ちがいいのです。御真言もご本尊様に吸い込まれるように滑らかに唱えられます。
行中、突然の驟雨にお堂の屋根がものすごい音をたてていました。しかし出堂すると雨はあがり青空の下で法師蝉が「つくつくほーし」と鳴いていました。「出堂の僧に鳴きやむ法師蝉」
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