9月20日、曇り。明星は拝せず。風邪をひきそうになって始めて本気で成満を祈りました。これまでは成満についてそれほど深刻な気持ちは持っていなかったのですが風邪気味になり不安になったのです。人の心はふしぎな現金なものです。
72座はとにかく無魔成満を祈りました。こんなことを必至でお願いしたのは初めてです。副住職は御本尊の衣の中に居る感じがしたとおっしゃっていましたが自分はとてもそのようなところまで行けません。ただなにかご本尊が親しく感じさせていただけるようにはなりました。終わってそとにでると寒さに震えました。相当気温が下がっています。夏用の下着ではだめだと思いました。
机に向かっているとき突然「菩薩の用心は慈悲を以て本となし、利他を以て先と為す」というお大師様のお言葉を思い出し、これは利他行が即自利行であるということをおしゃっているのだと思いました。
73座にはいるときは晴れ上がっていました。連休なのでおまいりの人が絶えないようです。鐘の音も絶えません。子供の声もにぎやかに聞こえます。しかし本堂とは相当距離があるので全く邪魔にはなりません。今まで風邪気味だったことや右膝をいつの間にかいためていたことなどから前回に続き無魔成満を祈りました。ただ途中で無心になることができ本尊呪もきっちりと唱えることが出来ました。入法界観も六度くらい修せました。宝珠もいままでの何倍もあるとてつもなく大きなものがでてきました。何時間でも修していたいと思いました。
座を終わり玉城康四郎の「瞑想と経験」をなにげなく見ていると「業そのものが念仏している。」「法然上人は真仏の只中に在り、真仏とともにあり、真仏の命を受け止めている。それこそ法然の三昧発得でありましょう」とありました。自分の場合はとても「業そのものが念誦している」とか「ご本尊のいのちを受け止めている」などとまではいえない段階ですがいい文章にめぐり合ったと思いました。
72座はとにかく無魔成満を祈りました。こんなことを必至でお願いしたのは初めてです。副住職は御本尊の衣の中に居る感じがしたとおっしゃっていましたが自分はとてもそのようなところまで行けません。ただなにかご本尊が親しく感じさせていただけるようにはなりました。終わってそとにでると寒さに震えました。相当気温が下がっています。夏用の下着ではだめだと思いました。
机に向かっているとき突然「菩薩の用心は慈悲を以て本となし、利他を以て先と為す」というお大師様のお言葉を思い出し、これは利他行が即自利行であるということをおしゃっているのだと思いました。
73座にはいるときは晴れ上がっていました。連休なのでおまいりの人が絶えないようです。鐘の音も絶えません。子供の声もにぎやかに聞こえます。しかし本堂とは相当距離があるので全く邪魔にはなりません。今まで風邪気味だったことや右膝をいつの間にかいためていたことなどから前回に続き無魔成満を祈りました。ただ途中で無心になることができ本尊呪もきっちりと唱えることが出来ました。入法界観も六度くらい修せました。宝珠もいままでの何倍もあるとてつもなく大きなものがでてきました。何時間でも修していたいと思いました。
座を終わり玉城康四郎の「瞑想と経験」をなにげなく見ていると「業そのものが念仏している。」「法然上人は真仏の只中に在り、真仏とともにあり、真仏の命を受け止めている。それこそ法然の三昧発得でありましょう」とありました。自分の場合はとても「業そのものが念誦している」とか「ご本尊のいのちを受け止めている」などとまではいえない段階ですがいい文章にめぐり合ったと思いました。