福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その100

2010-01-23 | 還暦求聞持成満の記
9月16日第65座、快晴。昼ごろ座に入りました。必ずしも深い行とはいえませんがいい行でした。やはり朝の行でご本尊様と一体感が出た後ですからその余韻はあります。いままでの他人行儀な感じとはちがい心のなかの御本尊を拝んでいる感じがします。安心して拝めました。じーっと座しているのが楽しいという感じです。何も考えることなくいつまでも座していることが快感です。これもご本尊様のお計らいかもしれません。蝋燭に観音様のお姿があらわれそれがどんどん大きくなります。

65座の終了後廊下にある求聞持行者のお札を見て歩きました。なかには「未熟な自分のようなものがやる行ではなかった」とかかれてあるのがありますが、また「いくもかえるもとどまるもわれは大師と二人連れなり」と書いてあるのもあります。お遍路のときを思い出し懐かしい思いがしました。数年前の行者の札の裏には「いかなる前世の善行の故かお大師様の初行の地であるここで行ができ、うれしさも極まっている・・・」という趣旨のことがかかれてありました。
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