福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その103

2010-01-26 | 還暦求聞持成満の記
9月19日1時半~4時、明星禮、諸堂参拝。曇り。昨日風邪気味で今朝ちゃんとおきることが出来るか心配しましたが熱も出ませんでしたし、体調も普通にもどっていました。本当に有難いことです。仏様のお蔭をしみじみ思いました。明星禮は特に深いものではありませんでした。

第70座。初めて御本尊様のお顔をずーっと拝することが出来ました。いままでは畏れ多くて目を伏せて見上げるようにしてときどき拝するのみだったのですがご本尊様やお堂が身内に一体として感じられたので御本尊様を拝しつずけることができました。

副住職が本をたくさん差し入れてくださいました。中に村上和雄、柳沢正和共著の「人はなんのために祈るのか」という本がありました。ここには「いのりはとてつもない力を秘めている」と書かれてありました。私が日頃の感じていることと正におなじです。

また「行の終わりの2週間前が一番注意すべきときで、このころに行の功徳を横取りしようとして狙っている魔が多く出る」ということも教えていただきました。私ももうすこしで風邪でダウンして寝込むところでした。俗世なら緊張の糸が切れてとっくに寝込んでいるところだと思いました。しかしこの孤独な寒い山の上で逆に風邪を見事に乗り切れたのです。風邪をひきかけたのは、仏様がこれだけ諸条件を整えてくださっていることを忘れあと2週間ということで気が緩み始めた私に対する仏様からの頂門の一針だったのでしょう。

第71座も御本尊様が衆生済度に獅子奮迅のお働きをされていることに思いが及び、涙が止まらなくなりました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊山派教化センター公開講座... | トップ | 還暦求聞持成満の記 その104 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

還暦求聞持成満の記」カテゴリの最新記事