古今東西物語を失った民族・国家は滅びます。あらゆる詩組織・家族・個人もそうだと思います。古来日本では大切な物語を語り継ぐために、「絵巻」が作られてきました。寺社縁起絵巻、合戦絵巻、聖絵などです。『古事記』も日本民族の物語です。最近でも中国などの大国が世界で白眼視されるのはこの「物語」をうしなって裸の力に頼ろうとするからです。日本もかってエコノミックアニマルなどと謂われたのはこの「物語」を忘れたからです。会社も伝統ある会社があっという間に傾くのは創業時の物語を失っているからです。最近日本の家庭も個人も崩壊しやすいのはお金にばかり頼って「物語」をつくってないからです。昔の日本人は今よりはるかに貧しかったのですが物語を持っていました。それが国や家族、個人を支えていたのです。
しかしこの物語を忘れていた日本に東日本大震災・原発事故・東南海大地震と中国の脅威という未曽有の災難が降ってきました。
日本の物語はなにか、それぞれの家族・個人の物語はなにか・・それぞれの立場での神仏への報恩謝徳の仕方こそがこの場合の「物語」だと思います。
しかしこの物語を忘れていた日本に東日本大震災・原発事故・東南海大地震と中国の脅威という未曽有の災難が降ってきました。
日本の物語はなにか、それぞれの家族・個人の物語はなにか・・それぞれの立場での神仏への報恩謝徳の仕方こそがこの場合の「物語」だと思います。