福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その71

2009-12-22 | 定例会のお知らせ
8月30日12時半起床。明星を拝めました。なぜかこのとき「満天の星は自分を含み、自分も満天の星を含んでいる」と思いました。
気分よく舎身嶽を降りはじめたのですが急坂でソフトボール大の石をふみ込み捻挫しそうになりました。しかし自分でも信じられないくらい足首が柔らかく反応したのでぐにゃっとまがりながらもかろうじて持ちこたえることができました。捻挫すると諸堂参拝、明星禮はできなくなるどころか壇そのものに上がることも不可能になるかもしれなかったのです。行は中断に追い込まれるところでした。ほんとうに危機一髪でした。行は自分の力だけでのりきれるものではないことをまたも思い知らされます。神仏にまたもお助けいただいたのです。蝮のときといい今回といい限りなくお助けをいただいています。
後夜の29座では岩の上の観想「満天の星は自分を含み、自分も満天の星を含んでいる」を思い出して修しました。いい座になりました。初夜の30座は懺悔と共に苦難にあっている人人をなんとかお助け下さいと心からお願いしました。するとはじめてご本尊と心がつながった気がしました。いままではこちらが一方的に緊張して拝んでいただけだったのですが今回は行も一皮剥けてきた感じがしました。日曜で天気もいい為か本堂の方からお遍路さんの鈴の音や鐸を鳴らす音が絶え間なく響いてきます。しかし全く邪魔にはなりません。行はむしろ本来の自分のペースに近ずいてきているようにおもいます。ずっと一人ですが孤独感など感じません。
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