華厳経から・・４

華厳経巻三盧遮那佛品二の一「・・蓮華蔵世界海の東に次いで世界海あり、浄蓮華勝光荘厳と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の南に次いで世界海あり、衆寶月光荘厳蔵と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の西に次いで世界海あり、寶光楽と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の北に次いで世界海あり、瑠璃寶光充満蔵と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の東南方に次いで世界海あり、閻浮檀玻璃色幡と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の西南方に次いで世界海あり、普照荘厳と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の西北方に次いで世界海あり、善光照と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の東北方に次いで世界海あり、寶照光明蔵と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の下方に次いで世界海あり、蓮華妙香勝蔵と名つ゛け中に仏刹あり・・この世界海の上方に次いで世界海あり、雑寶光海荘厳と名つ゛け中に仏刹あり・・かくのごとき等の十億の仏刹塵数の世界海の中に、十億の仏刹微塵数に等しき大菩薩有りて来れり。一々の菩薩は各々一佛世界微塵数の菩薩を将いてもって眷属となせり。一々の菩薩は各々一佛世界微塵数に等しき妙荘厳雲をおこして悉く皆弥覆して虚空に充満し、来りしところにしたがひて結跏趺坐せり。・・」