福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

天地霊気記(傳弘法大師作)その2

2013-09-04 | 諸経
惟ふに昔、因地にいまして菩薩の道を行じ給う時、千度生まれ、萬たび生まれて百葉より百世を重ね、千千に亘って國を守り給ふ神におわします。下り下りて中つ神おおきみを守りたまふ。神財の戦具は十種の玉の神鏡神本霊本覚、天つ國の璽、地神に印、百寶千寶。百大僧祇劫より劫数無量無数劫不変常住にして三種の神物余量、我が五世の時に亘ってこれをもって尊重となし、本の御霊と崇敬したてまつるべし。金色の如意宝珠は浄菩提心の宝珠となす。これ国常立尊のみたまにて本有の満字御形の文なり。法中の大毘盧遮那仏、この佛生神のところに五百の執金剛神に各々五百の金剛神あり。各々ばざらびらき、たららんしゃらんはんじゃけいたらんしゃ、しんだまに、たらんしゃ、びりゆしゃしき、たらたらんしゃ、まにまに、まかまに、たらんしゃ、れいれい、(梵字)等を持したまう。重々の層るの中、重々の堺内、重々の堺外に外仙番番守これを守りて星宿夜㊰これに坐す。精進の人に福を付せしめ、穢悪のものに罰を蒙らしむ。これを神の神となずく。また天地の鏡と名ずく。あるいは辟鬼神となずく。・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お大師様の御足跡寺院その15 | トップ | 福聚講・今日の言葉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

諸経」カテゴリの最新記事