福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

歎異抄第四条

2013-03-16 | 法話
歎異抄第四条

 慈悲に聖道・浄土のかわりめあり。

 聖道の慈悲というは、ものを憐れみ愛しみ育むなり。
しかれども、思うがごとく助け遂ぐること、
極めてありがたし。

 浄土の慈悲というは、念仏して急ぎ仏になりて、
大慈大悲心をもって思うがごとく
衆生を利益するをいうべきなり。

 今生に、いかにいとおし不便と思うとも、
存知のごとく助け難ければ、この慈悲始終なし。

しかれば念仏申すのみぞ、
末徹りたる大慈悲心にて候べき、と云々。

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