Fukunosukeです。
代々木上原、の、住宅街の奥。お屋敷街の一角にセララバアドというお店があります。
エル・ブジで研鑽を積んだシェフが営むイノベーティブレストランだそうです。もちろんエルブジには行ったことないけど、化学実験みたいなところだったんですよねえ。なんだかすごそうです。
席はわずか14席。皆一斉にスタートする劇場型のレストランです。
紙の落ち葉にAutumn menuと書かれています。もしや。
やはり!マジシャンが口から引っ張り出す万国旗!みたいなメニューです。おもしろーい。
飲み物はアルコールかノンアルコールのペアリングが基本。高級なお酒は出ませんが料金は6000円と良心的。
ステーにクリップでお酒の銘柄が書かれています。しかも、、、
その裏にこのお酒で合わせるメニュー名が書かれている。これは考えなくていいので頭の悪い僕には便利。
というわけで「イケバナ」。というほど美しくはないですが、グリッシーニに鴨肉が巻き付けてあります。面白い。
スパークリングマスカット。炭酸が含まれていてシュワシュワします。スパークリングワインに合わないわけがない。
紙を絞ったものが出てきましたよ。giftと名付けられています。開いてみると、、、
紙に手のひらが印刷されていて、その手のひらに包まれるように一口サイズのタルト。gift。
森の朝。森の朝っぽくドライアイスで朝もやを表現。
食べるところはここ。これが何だったか忘れましたがなかなか美味しかった。
落ち葉の森。落ち葉を敷き詰めたボックスの上に、トリュフ味のコロッケを豚がつついているという、季節感というか季節そのもの。
面白いですねえ。
マジャク。シャコの仲間だそうです。フリットにして。泡は柚子か何か柑橘系だったかな(違うかも)。黄色いのはマンゴー。
サンマ 茸のリゾット
鰹のスモーク。お皿にはスモークの煙が仕込んであって、食べる間も薫香がします。
奄夢豚。奄美の島豚と北海道の豚を掛け合わせて北海道で飼育しているというどっちなんだ豚。でもとっても美味しかった。
デザート一品目は鏡開き。
どんぐり、栗、カカオのデザートでした。
松ぼっくり型のお菓子。手が込んでます。
おっと。
一皿一皿驚きがあって楽しいです。化学実験過ぎないのがいいところ。料理自体にエンターテインメント性を持たせる点や、全体に軽い味わいはアルカナイズに通じる感じです。欲を言うと、調理の様子が見えるオープンキッチンなので料理のサプライズ感が少し薄れてしまうのが残念。まあ、キッチンを見なければいいのですけどね。
メニューは年4回変わるとのことなので、季節が変わったらまた来てみたいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます