SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

上海出張 04

2007-12-09 | 仕事時スナップ
今年は仕事で北京、上海、台北、ソウルへ何回か行った。
毎回、東京に戻った瞬間に感じることがある。
東京は止まっていると。
人の顔は暗く生気がない。車窓から見える町は停止している。電車の車内はどんよりしている。
更に一日経つと感じる。
新聞記事は後ろ向きな話題しかない。会社も生活も何もかもが減点主義である。
駅でのサラリーマンの歩き方が信じられないぐらい遅い。
出社してくる人間の元気な挨拶もない。

最近、こういった近隣の元気なアジアに行っていなければ、行くのをお勧めする。
きっと人生観も仕事のやり方も前向きになることだろう。


台湾を除けば反日感情が強い国も多い。
中国、韓国は特にそうだ。
ビジネスにおいてこれが反作用になることも想像される。
しかし最近の若い世代とビジネスの話をする限り、そんな感じもしないのも事実。
本当のところはわからないのだが、あまりにも経済発展の速度が速く、
そういうことを言っている暇がないというところだろう。
相手が何人であっても、ビジネスはスピードが重視されているように感じた。



上海から朝市のJALに乗り成田へ向う。
長江にはこんな橋の工事も。
インフラ整備に余念のない中国においてはオリンピックや万博が終わってバブルが崩壊してしまうという懸念が言われるが、走り出した経済発展は止まらないだろうし、一度近代的な生活を覚えてしまった国民生活はストップしないように思う。



関空上空を通る。



私の育った大阪。
地盤沈下が言われて久しいが、名古屋の次は大阪が復活してくるように思う。
ここにはエネルギーがあるから。



外房の上空。
東京に戻ってもうひとつ感じるのは空気がきれいなこと。
むかしのように空気が汚い、臭いと感じなくなった。
東南アジアのように独特の匂いがしない。
何となくすべてが淡白なのだ。
いいのか悪いのか。


撮影は SONY α100、AF50mm/F1.4NEW
コメント (8)
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