僕たちをスキーに連れてって 01

12/30から元日まで家族とばあばの5人でスキーに行った。
場所は猪苗代だ。
ママと子供達はスキーがかなり上手い。
実はばあばもすごく上手い。
私の目的は温泉だ。(笑)



宿泊するペンションまで、ノーチェーンだった。
さすがに猪苗代まで来ると道の周りに雪はあるのだが、道にはまったく無かった。




ペンションから見た磐梯山。




猪苗代スキー場へ。
駐車場に、VWデリバンの姿。
スキーにデリバン、いい組み合わせだ。

そういえば、私の中では、ここは「国設猪苗代スキー場」という名称だ。
今はゲレンデの統合もあり、国設という名称は外されている。



南向き斜面で明るく、広いゲレンデ。
猪苗代湖が見える爽快なスキー場だ。




人が少ないのがいい。
リフトもほとんど並ばない。
20代の頃のスキー場の混雑が懐かしい。




次男はまだストックは使わないで、手はヒザに載せて滑る。




ゲレンデで私がリュックからα900をヨッコイショと大袈裟に出して、
仕舞うまで、長男は雪に座って待っていてくれる。
こういう時、PEN　E-P1等なら楽なのだが。




２時間ほど滑り、宿に戻って温泉に入り夕食。
夕食はたいそう美味しく、凝っていた。
スキーと温泉の後の生BEERの美味しいこと。




どうやら夜は雪が降るらしい。



SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09




私をスキーに連れてって


バブル前の軟弱っぽい若者のライフスタイルを思い出してすごく懐かしい。
（映画の役はそうではないが。）
若者、学生は、スキーやテニスのサークルに入って、ワイワイと
時を過ごしていた。
ちょっとしたボンボンは車を持っていて、無線を持って（携帯が無い）、
リトラクタブルヘッドライトで、車の中は芳香剤の匂いで溢れ、
自分で作ったカセットテープを流して、
必要以上にスピードを出して・・・
ああ、懐かしい。
私だって、コノリーレザーのプレリュードに乗っていたのだった。（まだ初代だったが。）
編集したテープは何十本もあった。
赤いカローラⅡ、2代目プレリュードXX、ファミリアXG・・・
たまにソアラに乗ってる奴がいれば、羨望の眼差しが注がれた。
今ならさしずめ、BMWの3か5なんだろうか。

「スキーサークルで部員と協調することを学びました。」なんて面接で
言って、大企業に入社できたそんなバブル前夜。
確かにおちゃらけていたが、日本が楽しい時代だったのだ。

きっとそんな時代はもう来ないだろう。