SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ACO、タイナカ彩智 ライブ 代官山 「晴れたら空に豆まいて」

2012-06-02 | バンド・音楽
ACOさん×タイナカ彩智さん ライブ 代官山 「晴れたら空に豆まいて」




代官山 「晴れたら空に豆まいて」は以前から知っていたライブハウス。
会社の帰りに時々歩いて帰るとき前を通るのだ。
何かの機会があったら行きたいと思わせる名前だったのだが、
今回、まさかのACOのアコースティック・ライブが有った。
予約のスタートダッシュも早く、なんと整理番号2番目。
よって席は最前列だった。
お店の人に確認したら、お店としては写真はOKとのことだったが、
なにせアコースティックだし、最前列なので撮らなかった。
記憶に残すように真剣に聴くことは重要。





(写真はHPより)
最初はタイナカ彩智さん
Gtは広沢タダシ、パーカスは中村優規

タイナカさんはいろんな楽器や装置?も駆使して楽しませてくれる。
しかし、歌の上手さはずば抜けたものがある。
音程を外したことなんて、タダの1回も無いんじゃないかと思う。
音程の正確無比さと、声質のクリアさはタダ者じゃない感じがする。
曲もじっくり聴かせるものから、面白いものまでバラエティーさもあり、
飽きさせることがない。
歌詞にはドキッとするような内容もあったりして、美しさにカマケテいると驚くこともある。
そしてMCも上手いのだ。
いつの間にかMCが関西弁になっているのも、関西育ちの私には懐かしいし、
たとえ生粋の江戸っ子であっても、これだけ美人であれば、関西弁も大いにOKなはずだ。
加古川や神戸で育ったようだ。
この日の楽器を演奏したギターの広沢タダシ氏、パーカッションの中村優規氏も完璧な演奏で、
ライブは完璧なのだった。
これだけ上手いと自分でも気持ちいいはず。
さらに、PAも素晴らしく、お店の雰囲気も良いので、ずっと聴いていたい感じだ。
最近、私もストリートライブやアンプラグドもやるので、カホンを使うのだが、
中村優規氏の奏法を見て勉強までさせてもらった。
良い音の出し方。というのだろうか。唸るばかりだ。


最後のほうでは、バレーダンスも加わって、女性らしいライブとなったが、
歌詞にもバレー用語が入っていて、揺さぶりをかけられたような感じになる。
マジックというかショーというか、音楽だけでないライブなのだ。
恐らく、多くの観客はACOを見に来たのかもしれないが、
多くの人が彼女のファンになったに違いない。






ACOのセッティングはかなり風変りで、真ん中はスネアドラム、離れてバスドラだけ置かれ、
鍵盤ハーモニカなども置かれる。
座る周りにいろいろ置かれて、いかにもアコースティックな雰囲気に気持ちが高鳴る。
オリオンビールとともに登場したACOとギタリスト氏。
ACOは黄土色のフェンダーストラトキャスターだ。
「じゃ、やろっか。」
Innocentから始まると、その雰囲気に飲まれるようだ。
アンニュイで、レイドバックした感じは、先ほどのタイナカさんとは対極にある雰囲気。
黒いシャツに薄いブルーのジーンズ。ハイヒール。
とても普段着っぽい感じが、またまたカッコいい。
歌が上手いとか、曲が良いとか、個々に良いところを探すのではなく、
ACOは全体の存在感が際立っている人なのだ。
オーラに近いのか、今の子供に言わせれば「神」なのか。
MCでちょっとひとことしゃべっただけで様になってしまうのは天性のものなのか。
引き込まれ感がすごいのだ。
女優でいえば、たとえば桃井かおりみたいな存在感か。
前回の渋谷のホールでのフルバンドのかっちり感とも違って、ゆったりした感じが
心地よい。
最近はいろんな編成でやらないといけないからミュージシャンも大変だ。
昔はバンド編成に種類はなかったのだ。
アンプラグドが流行り始めて、アコースティック、小編成、フルバンド・・・
才能が問われるのである。
ACOさんは当然、どちらも楽しそうだ。

ビールが無くなって、おかわりするACOさん。
さて、アンコールはタイナカさんもヴォーカルに加わり、楽しい終演。
素敵な夜だったなあ。








さて、明日は自分達のライブ。
大切に演奏したいと思います。

スネア何にしようかな?
やっぱりラディック LM402を持って行こう!








SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS




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