鶴橋でしばらく古い車両を撮って、難波駅で購入しておいた特急「ひのとり」に乗る。
前回は先頭車のすごいシートに座ったので、今回はレギュラーシートの座り心地を確かめたく一般車を購入。
いやあ、とても快適。
意外に混んでいた。
とにかく走行の乗り心地が快適過ぎて夢見心地。
やはり今味わえる最高の乗り心地だろうな。
近鉄はそれほど保線が最高と言うことは無いのだが、それでもひのとりの乗り味は最良なのだ。
経験的には1067㎜の狭軌の方がフワフワして乗り心地が良く、近鉄などの1435㎜の標準軌がガッチリしていて乗り味が硬いのだが、
そこをうまく処理してる気がする。
硬くなり過ぎないのだ。
遮音もすぐれているので静かだ。
12200系スナックカー(引退済み)などとはすごく差がある。
最高速は130㎞/hなのだが、そこまで出すのは青山トンネルぐらいで、ほとんどは120㎞/h前後で余裕で流してる
感じだが、それでも最高速160㎞/hの京成スカイライナーより表定速度が速く、私鉄最速だ。
8600系は私の中では比較的新しい電車だが、それでもデビューは1973年だから、
49歳ということになる。
近鉄ニュースの表紙になった時の衝撃は今でも忘れられない。
冷房のキセが長くつながっていたのだ。
この8400系は1969年製造だ。
80000系ひのとりは生き物みたいだ。
アゲハの幼虫とか・・・
とにかく背が高い。
難波から来た別の80000系ひのとりに乗車。
名古屋まで行く。
最初からビュンビュン飛ばす。
次は「つ」。
鶴橋から津までノンストップ。
レギュラーシートでも最高。
シートピッチは1,160mmで、「バックシェル」なので、後ろの人には関係なくフルリクライニングできる。
ちなみに足回りのみ160km/h運転に対応済み。
大阪線の沿線には特徴的な家が並ぶ。
120㎞/hで走行すると流れるような景色なので、流し撮りになる。
雲出川にかかる橋は潜水橋(沈下橋)
シートピッチが長いから、スーツケースが置けてしまうんだね。
短絡線から名古屋線に入る。
近鉄鈴鹿線は伊勢若松から平田町。
いつのまにかの新幹線。
帰りも往きと同じくN700S。
座席に電源タップが付いて居るので便利。
シート色が明るい。
さて、ようやく「関西、中国地方ローカル線の旅」が終了。
23回にもなった。
長さとしては最高かな。
掲載写真枚数は547枚だった!
(おわり)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60