柊サナカさんの「天国からの宅急便」は冬に出た本だ。
なんで今頃の読了かと言うと、ずっとサイン本が出るのを待っていたから。
クラシックカメラ好きの柊さんが通う東日暮里の三葉堂寫眞機店にならいつかサイン本が入ると思って
待っていたのだったが、なかなか行けず、ついに入手したのだった。
相変わらず、ほっこりする本だった。
柊サナカさんの小説は必ずほっこりする。
で、絶対に失敗が無い。
どの本を読んでも必ず満足できるのだ。
ちょっと面白くないんじゃないの、なんてことはただの1回も無い。
今回は「天国からの宅急便」という会社というか仕組みが出てくる連作で、
どの話も展開がうまいし、最後まで結果が見えないミステリー仕立て。
このミステリー仕立てというのも柊サナカさんの共通したところ。
だからどうしても一気に読みたくなるのだ。
もったいない、もったいない。
日本カメラ博物館でお会いして立ち話をさせてもらったことがあるのだが、
和服の似合う柔らかい方であった。
これからも出たら読む。
でもサイン入りを探すけどw