最近はすっかり読書感想文を書くのを忘れていた。
ライブの日記が多くてw
アーネスト・ヘミングウェイが大々的に新潮文庫で売られていたので読んだ。
老人と海でピューリッツア賞を取り、ノーベル文学書を取った。
内容は知っての通り、老いたベテラン漁師がメキシコ湾に小舟で出て、
18フィートのカジキマグロと3日間寝ずに格闘して、ようやく捕獲。
闘いのうちに愛情も湧いてきたが、港に戻る途中には、血の匂いを嗅ぎつけた巨大な
サメと次々に格闘して、カジキマグロがどんどん食い荒らされてしまうのだが、
友情、愛情を感じたカジキマグロを守るために死闘を繰り広げて港に戻る。
いつもは一緒に漁に出ていた10歳前後のマノ―リンが暖かく迎えてくれる。
その一人ぼっちの大海原での自然や自分との戦いを描いたシーンが続く。
薄いが、読み応えのある小説だ。
ヘミングウェイ自身は波乱万丈の人生で5回ほど結婚している。
鬱病も繰り返して、最後は自決している。
作品は1952年に書かれ、1961年死去。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます