近鉄難波から地下鉄御堂筋線への乗り換えが楽になっていた。
使ったことがなかった。
御堂筋線は地下鉄では日本一の規模で乗降客も多い。
通過人員は地下鉄で日本一、梅田駅の乗降客も日本一、営業係数44も日本一だ。
10両編成がバンバン入ってくる。
梅田駅まではあっという間。
そして待望の阪急梅田へ。
ここにくると、ああ、大阪に来たと思う。
9本の線路にずらっと並んだピカピカのマルーンの電車。
3本が同時に静々と発車して、なんだか整然として流れるよう。
涙が出るほど嬉しい。
明日は宝塚線沿線に住む長男に会う。
早く十三のホテルに行って、早く寝る予定だが、やっぱり乗りたくなって、
中学生の頃によく行った図書館のある豊中まで行った。
私は千里中央で育ったのだ。
だから御堂筋線はすごくたくさん乗っている。
北大阪急行という名称も直通なのに、すごく一般的に使われる。
北大阪急行と大阪地下鉄が直通運転をして50周年なのか。
最初はインターのところで右折して万博会場に向かっていたので、千里中央には行ってなかったのだ。
その頃は、阪急の北千里を使っていた。
パンタグラフが無いから、外を走る場合は風景がすっきりしていてなんだか不思議だった。
御堂筋線の梅田駅のホームの幅も恐らく日本一であろう。
とてつもなく広い。
阪急の梅田駅に行くと、しばらく佇みたくなる。
誰だってそうなる。ほんとに。
もうじき廃車になるだろう3300系が来たら、それを撮る。
サラリーマンも結構撮っていた。
ホームもピカピカに磨かれている。
綺麗さは徹底している。
壮観である。
この風景はヨーロッパのようだ。
3300系が来たら撮る。
3300系はデビューしたのが1967年だから、53年も走っている。
最終増備は1969年。
その車両も50年を超えている。
鋼製でも大切に扱えば50年以上もつということが、阪急や近鉄で証明されている。
1000系は2013年デビューの通勤車。
130㎞/hまで可能な高速車。
実際は神戸線の最高速の115㎞/hだ。
豊中駅は高架になっていて、昔の記憶とまったくわからなくなっていた。
十三の改札を出たところ。
宿泊したビジネスホテル。
4444円で大浴場や露天風呂が付いている。
今年出来たので快適。
翌朝。
長男の住む石橋阪大前駅に向かう。
この日は38℃!!
十三駅西口改札。
「トミー君も元気です。」
の幕がかわいい。
この辺は数年前に大火災にあったのだ。
乗った電車は5000系で1968年デビューの52年選手。
阪急はあまり古さを感じさせない。
このアルミのルーバーが阪急の象徴だった。
マルーンの車体にアルミが映えるのである。
その後はカーテンになり、最近はガラスが特殊加工だ。
52年もたってるとは思えないほどピカピカに整備されている。
物を大切にする精神はすごいものがある。
これぞ関西だ。
お寺文化なのかもしれない。
決してケチではない。
阪急は儲かっているからw。
石橋阪大前に到着。
ここは十三に似た改札周辺。
いかにも大阪的な感じ。
改札前がこうだから。
逆を向くとこういう感じ。
関西は天井のついたアーケードが多い。
そもそも暑いから。
改札近くに老舗のお店があるのも十三と似ている。
まあ石橋の方がずっと客種は良いのだが。
(つづく)
SONY α7Ⅱ、FE3.5-5.6/28-70 OSS
AF4.5-5.6/75-300mm(LA-EA4経由)
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