高校生から社会人まで千葉県の流山~柏で育った。
大学生の頃に山万ユーカリが丘線が開通した。
新交通システム(今はAGTという。)で珍しい上に、不動産会社の山万が自分で作って走らせている。
何十回も見に行こうと思って、ついに実現していなかった。
同じ千葉県内だから行けそうなものだが、柏からは実は都内の方がずっと近い。
東武野田線か新京成に乗らないと京成や総武線に出れないのだが、意外に遠く感じるのだ。
山万の開発は興味深いものもあって、ずっと行きたかった。
最近、蜂谷あす美さんという女性の鉄道ルポライター(旅の文筆家)が大活躍している。
慶應義塾大学の鉄道研究会の代表だった女性だ。
急に売れっ子になった人だ。本も出したし、読了済みだ。
SNSを介してお話させていただいたりする。
私も実はW大の鉄研に居たことがあるのだ(笑)。
それを読んで、ユーカリが丘に行きたい病に罹患した。
予備知識にもなったし、ネットでもいろいろ調べるきっかけになった。
そして西馬込で都営フェアを見て、浅草線に乗ったら、そのまま京成に乗り入れてユーカリが丘に行けるではないか!
西馬込から同僚と息子君と3人で乗って、五反田で別れて私は泉岳寺乗換をした。
ところが、来た電車が250%ほどの超満員。
なんだあああ、土曜に!!!!
と思ったら、この日は高輪ゲートウェイのための線路付け替えで、山手線、京浜東北線とも田町~品川で完全に
運休していたのだ。
そこで代行は京急から都営浅草線になってしまったのだった。
ぎゅうぎゅうの京急新1000形をやりすごし、次の電車を待ったら、なんとデビューしたばかりのオレンジ色の憎いやつ、
いや、120㎞運転の速い奴、京成3100形がやってきた。
乗るに決まってる。
3100形で青砥まで乗って行った。
そこから3700形に快速に乗換、ユーカリが丘まで乗車した。
ユーカリが丘駅は近代的な高層マンションも林立するニュータウンで、駅前には本物のユーカリの巨木が植えられていた。
ロングシートの真ん中に荷物スペースがある。
成田空港向けなのだ。
ランプ消灯中は、シートは椅子にすることが可能。
しかし、どこも座る人は居なかった。
日本車両製。
3100形は京成で一番カッコいいかもしれない。
山本寛斎デザイン。
最近の京急の窓にある二次元バーコード。
読み取るとドアの位置が表示される。
さきほどの3100形は高砂から北総に入って、アクセス線で成田空港へ向かうので、
ユーカリが丘には行けないのだ。
3700形快速に乗り換える。
京成唯一の複々線区間。
先日、第四種踏切を見に行った、その第四種踏切を車内から撮った。
私もなかなかである。(笑)
もうじき引退する都営5300形を見かけると撮ってしまうね。
京成は関西風にベンチをホームに垂直に配置し始めた。
酔っ払いの転落防止だ。
京成はやることがなかなか早いのか、もしくは酔っ払いの転落事故が多いのか(笑)。
ユーカリが丘に到着!
ユーカリが丘線はラケット型。
高層マンションに横をこあら3号が走って来る。
タイヤだから静かだけど。
左の大きな木はユーカリ。
こあら3号が駅に到着。
空には飛行機。
駅上はホテルである。
これに乗るのだ。
長年の夢である。
千葉県民なら乗るべきである。
(つづく)
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)
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