阪神電車の武庫川線は今まで昭和40年代の古い車両を使ってきた。
7861-7961形、7890-7990形のいわゆる赤胴車を使ってきたのだ。
今回、2020年3月で赤胴車は引退して、もっと新しい5500系にすべて置き換わる。
5500系は今までと違うカラーリングでまあ楽しい車両にはなる。
赤胴車には片開きの1枚ドアもあり、大手私鉄ではあまり見られない仕様だったため、
引退が惜しまれる。
5500系は両開きの近代的な車両で、加減速性能が良い電車だ。
本線の各駅停車用に使われてきたものを武庫川線用に改造している。
昨年の夏、長男の通う高校が夏の甲子園に出て2回戦に進んだので、見に行ったのだ。
長男と女房も行った。
私は武庫川線の赤胴車もそろそろ引退だろうと思い見に行ったのだった。
その後、案の定だが引退が決まってしまった。
昨年の夏の赤胴車の写真を掲載しておく。
たまたま片開きの編成が稼働していてラッキーだった。
2ハンドルも懐かしくなりつつある。
昭和43年製。
昔は阪神は自社工場で電車を作っていた。
運転室にはエアコンのダクトが無いんだろうな。
終点の武庫川団地前にて。
昔は原っぱだった地区で、そこに貨物線もあった。
そこが後に団地になって、貨物は無くなっても輸送の必要ができて武庫川線は生き延びた。
片開きのドアが懐かしい。
通勤電車では、京急の800も無くなったので、もう大手私鉄では南海ぐらいしか無いのか。
武庫川線は不思議な運命をたどってきた短い路線だ。
昔は国鉄まで3線軌条で貨物もあったのだ。
阪神本線の5001形も引退が決まった。
この顔がまさしく阪神だったのだが。
この顔は本当にカッコいい。
ジェットカーは加減速度はまさに日本一で、ものすごいものがある。
吊り革を持っていないと立ってられないほどだ。
どこか地方私鉄が買わないんだろうか?
もったいない名車なんだが。
まあこちらも1977年デビューだからな。
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)
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