長男のサッカークラブの合宿は夏休み中に3回もある。
1回目は四国香川遠征で既に終了して、今回は茨城県の鹿嶋(鹿島)。
(ちなみに3回目は九州ラウンド。)
場所は鹿島神宮駅から5キロほどの鹿島ハイツ。
女房と次男は用事ができて行けなくなったので、私一人なら電車で行こうと画策した。
行き方は成田線で鹿島神宮まで行く正統派の方法。
しかし春の大改正で特急あやめも廃止されたし、かなり本数が減った。
もう一つは常磐線で水戸まで往き、そこから鹿島臨海鉄道で南下してくる方法。
時間は水戸から1時間20分。
最も現実的なのは、東京駅から高速バス。
安くて速くて本数もすごく多い。
10分から20分に1本ほどもあるのだ。
しかし最終的なネックになるのは鹿嶋神宮駅から5キロの鹿島ハイツまでの行程。
タクシーには乗りたくない。金額的にもだ。
バスが数本あるのだが、何と日曜日だけ全面運休!!
あとはレンタサイクルだが、なんとなんと鹿島神宮駅にはレンタサイクルが無い。
そもそも何も無い駅なのだ。
炎天下を5キロ歩くのは無謀。それに車が走り回って危ない。
結局、自家用車で行くことにした。
公共交通を使いたい私だが、結局はどこかにボトルネックがあって、使えないのだ。
公共交通を使いたい我が家でも対処不可能だった。残念。
ただし、クルマで行くにしても鹿島神宮駅は通るので、状況を目で確認しようと思う。
レインボーブリッジから。
何せ一人なので、ノーファインダーで適当に撮った。
行徳富士!!!
裁判などもあり、確か市が買い取ったと記憶するが、まだ残っている。
ここは昔は小さな土や砂の小山だった。
投棄が進んで、大きくなって、どんどん草が生えた。
そして、今は木まで育っている。
適当な投棄でも自然のパワーはすごい。
湾曲しているので、自分のクルマがほとんど遠くて見えないと言うマジックを
子供の頃より楽しみに見ていた。
これは昔も今も変わらない暇つぶし。
最後の利根川を渡ると、そこは茨城県の潮来。
すぐに鹿島神宮に到着する。
鹿島神宮駅。
たまたま鹿島臨海鉄道のDCが見えたので、とりあえず撮っておいた。
もしかしたら出発してしまうので。
逃すと1時間は来ない。
JRは2時間は来ない。
入場券を買ってホームに上がる。
JRも居たし、鹿島臨海も居た。
なかなかそうはいかないのだ。
鹿島臨海鉄道の6000形。
風雨にやられてはげちょろけだが、車内は綺麗。
JRはご存じ、元京浜東北線の209系の改造車で、クロスシート車で、トイレ付。
鹿島臨海6000形の車内。
クロスシートだ。
水戸まで行くのだ。
元々は国鉄の未成線だったが、第三セクターになって開業した。
主には鹿島コンビナートの貨物輸送のためだ。
開業して30周年。
東日本大震災では路盤が流失したり、レールがガタガタになったが、およそ3か月で修復して再開業した。
皇室の方!?!?
そろそろ出発。
ややこしいのだが、この鹿島神宮駅はJR。
鹿島サッカースタジアムからが鹿島臨海鉄道になる。
鹿島臨海のDCはすべて1区間、JRに乗り入れてくる。
ぞの中継駅の鹿島サッカースタジアム駅は、サッカー開催時だけの臨時駅で普段は通過駅だ。
水戸へ向かって出発。
水戸-大洗間は本数がぐっと増える。
しかし、スカートを履いて無い車両は珍しいし、この6000形は足回りが丸見えで
なんだか不思議。
スカートが無い理由があるのだ。
実は旅客線の部分は徹底的に道路と立体交差していて踏切が無いのである。
水戸駅近くの常磐線と並走している部分に2か所あるだけで、純粋な臨海鉄道はすべて立体交差だ。
(貨物線部分には大きな踏切がたくさんある。)
鹿島神宮駅は喫煙可の駅。
灰皿があるのが、なんだか懐かしい。
JR東日本も地方は喫煙可である。
鹿島アントラーズの歴代のユニフォームが飾られる駅の階段。
自動改札機は1台も無い。
これも懐かしいな。
しかし自衛隊の募集のポスターがこれだもんなあ。
時代だ。
高架だがレトロな駅舎。
特急も来なくなってしまったし、乗降客も2,000人ぐらい。
開業が1970年と実は新しいのだ。
東京駅まで結ぶ高速バスが実は主流。
「かしま号」の本数はすごく多い。
1日82往復も走っているのだ。
安くて速い。
実は鉄道の最大のライバルはバスなのである。
特に千葉はバスで行くのが主流になってしまった。
(つづく)
SONY NEX-6、SONY E 55-210mm F4.5-6.3 OSS 、16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS
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