私の大好きな作家、絲山秋子の新刊(再文庫化)。
絲山さんの王道の恋愛?!小説。
絲山さんの舞台は住んでいる高崎、前橋が舞台で、
必ず遠出もする展開だが、今回は片品へ。
風変わりな男女間からスタート、その額子というちょっと変わった女性と
別れてからアル中に転落していく様子がかなりリアルで驚く。
アル中の勉強にもあった。
額子の母親にも助けられ、アル中から脱出、久しぶりに額子に会いに
片品へ。
事故で左腕を無くした額子と再会して二人は寄り添うことに・・・
絲山節が炸裂と思ったら、2008年の作品で、2010年に新潮文庫になり、
絶版になっていたが、河出書房から再文庫化されたのだ。
だから、絲山節の王道の小説なのであった。
しかしアルコール依存症は怖いんだなあ。
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