宮益坂ビルディング （その１）

日本初の分譲マンションと言われる「宮益坂ビルディング」を昨年から機会が有ったら
撮っていた。
既に建て替えで閉鎖されている。










1953年（昭和28年）に東京都が分譲した、わが国の分譲マンションの先駆けで
地上11階地下1階建ての建物だが、当初は1階が店舗、2～4階が事務所、5階以上が住宅として分譲された。
最近は居住者はおらず、ショップや携帯修理屋、本屋、スタジオ、同窓会事務所などに
使われているようだった。
セミナールームとして改装されている新しい部分もあった。
ただ、1950年代の建物なので、老朽化もすごく、幽霊屋敷や廃墟に見える部分もあって、
私にとっては興味深いビルだった。（怖いぐらいだったが。）
映画などの撮影にも使われていたようだ。
写真撮影は基本的には禁止されているようだったが、管理室の方と一緒に
歩きながら、許可をもらって撮影する機会もできていた。
そして今春、撤去作業が始まった。

新しいビルの完成は2019年だそうだ。
新しいメトロ銀座線の渋谷駅ともつながるようである。
施行は旭化成不動産レジデンスとのこと。








地下への階段。































































































































































（つづく）










SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm