SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

花月総持寺(その1)花商会 稲荷市場

2021-07-12 | 建物

ネットで木造のアーケードがあることを知って、興味深く、いろいろな記事を見ていた。

数年前に市場は閉鎖されているようだ。

だからアーケードの木造の天井は見ることができない。

きっと近い将来はお決まりのマンションになってしまうかもしれない。

でもアーケードの横から建物が見えるかもしれないし、アーケードの裏にあるお稲荷さんは無くなるはずがない。

ということで気になったので出かけた。

京急の花月総持寺、昨年までは花月園前駅。

暑かったけれど、熱中症に気を付けながら横浜から向かった。

京急の各駅停車しか停まらない駅で、なんと無人駅。トイレも外。

あとで知ったのだが、徒歩数分で、鶴見線の国道駅なのだ!

あとで覗きに行こうと思う。

京急各停に乗っていたら、E257系の踊り子がかかって来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに快特では無いので抜かれたがw。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい駅名の花月総持寺。

花月園という遊園地も大昔から無いし、割と何もない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

割と古い町並みが残っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅からすぐの場所に第一京浜(国道15号)が通っているので、何回も通過してる場所だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

花商会の商店街でこんな長い建物を見かけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

古い。

 

 

 

 

 

 

 

 

マルエツを過ぎても稲荷市場の看板は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

先まで行くと新しいマンションが建っていたので、諦めて引き返す。

北側だったろうか?

ちゃんと見ないで来るのが楽しいと思ってそうしてるのだが、見つからないと

いよいよスマホで検索するが場所がわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

保育園の前にブドウがぶら下がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲荷市場という看板を目指して歩いていた。

しかし、この建物はやはり怪しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと、怪しい建物のシャッターが半分開いていた。

さっきまでは閉まっていたから気が付かなかったのだ。

いきなり何で開いたのだろうか?

とにかく中を覗いてみたら、まさしく昔の写真で見た木造のアーケードであった。

天井が木でできているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木だよ木だよ。

もうやっていない市場だが見れちゃったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

まるで映画のセットのようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは数年前まで最後まで開いていた食料品店だ。

木で閉じられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

奥に進む。

と、右奥から年配の男性が箒やちり取りを持ってやってくる。

怒られるか・・・

「すいません、撮影させていただいて良いでしょうか?」

そこから話がすっかり弾んでしまった。

小一時間も戦争時から、閉まるまでのお話をうかがった。

また、もっと以前の総持寺や鶴見の話も伺えたし、海岸方面の話や、

鶴見鉄道の路面電車(廃止されている)の話も聞けた。

貴重な話、初めて知った事などたくさん。

引き際が無かったぐらい。

おじさんは80歳を過ぎており、食料品店(乾物屋)の店主。

昭和15年生まれと言っていたか。

昭和32年から営業していたそうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

アーケードの裏のお稲荷さんも案内してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここも再開発されるとのこと。

ここを掃除したりして守っているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造だからか、まったくガタが来てないし、最近も調査したが、まったく傾いたりもしてないそうだ。

木造は頑丈だとおっしゃっていた。

それでも各お店の店主が亡くなったりして、お店が無くなったのだそうだ。

自然淘汰で、仕方が無いとのこと。

マンションとかになってしまうんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

たまたまシャッターが開いていて、私は怪しさが無いタイプだから(犬や子供も寄ってくる)

話をしてくれたんだろう。

一般的にはお邪魔はしてはいけないだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お店も、店主に関してのその後も説明してくれた。

感謝である。

 

(続く)

 

 

 

 

 

α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60

 

 




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