権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

映画「メッセージ」

2017-05-30 09:19:12 | 映画

久々に新作SF映画「メッセージ」を見た。
内容的には21世紀の「コンタクト」(カール・セーガン原作)といった感じで見事な本格的なSF。
(以降はネタバレ覚悟で読み進むこと)
と思ったのは中盤まで、後半はちと不満、と言うのは壮大なスケールで進めてきた物語がヒロインのチンケな立ち直りストーリみたいになってしまったこと。
ここは「幼年期の終わり」(アーサー・C・クラーク)みたいなのを目指して欲しかった、後半まで「コンタクト」の真似をすることは無い。

<物語>
 ある日、宇宙から飛来した巨大な楕円形の飛行体が地球の12ヵ所に突如姿を現わし、そのまま上空に静止し続ける。その目的が判然とせず、世界中に動揺と不安が広がる。やがて、最愛の娘ハンナを亡くした孤独な言語学者ルイーズ・バンクスのもとに、アメリカ軍のウェバー大佐が協力要請に訪れる。こうして同じく軍の依頼を受けた物理学者のイアンとともに、アメリカに飛来した飛行体の内部へと足を踏み入れたルイーズ。7本脚の異星人との接触を試み、飛来の目的を探るべく彼らが使う言語の解読に没頭していくのだったが…。

この映画の不満点
 その1:一生懸命コンタクトを試みているのは地球側だけで、はるかかなたの恒星から飛来した超越した科学力を持った エイリアン側が何も努力をしないでユラユラただよっているだけ。
 その2:このエイリアンに言いたい「おめぇーら高い銭払って何しにきたんだよ~!!、勝手に黙っていなくなるんじゃねぇー」。
 その3:今時こんなのを作るんならもう少し脚本を練れよ~。
といろいろと御託を並べたが、SFに関しては少し敷居が高いからご勘弁。

映画 『メッセージ』 予告編
 

コメント
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